冷たいっ……!


「どうだ?気持ちいいか?」



先生は、ベッドに肘をつけながらタオルに優しく手をのせる。



「ひんやりして、気持ちいいです。ありがとうございます…。」



先生にこんなことまでやってもらっちゃって、申し訳ないな…。



「何か食べたいものとかあるか?」



「いえ…。」



「そっか…何か食べれるといいんだけどな…。早く熱下がるといいな。」



なんか…


いつもの先生じゃないみたい…。



すごく優しい…。