「とりあえず、俺の家で寝てろよ。」


「あの…自分の部屋で休みますけど……。」




「鍵あるのか?」



「あっ……!」


そうだ…。カバンに入れたままだ…。


保健室から、そのまま早退してきたから、カバンごと学校に忘れて来ちゃった…。



「…鍵、その感じだと持ってないみたいだな。じゃあここで休んでいるしかないよな!」



先生はベッドに私を寝かせてくれた。