「いいです。私…なんとか歩きますから…。」



ベッドから出て歩こうとする私。


だって、先生におんぶされるなんて、恥ずかしいし…。



でも歩くのがやっとだ……。



「和丘、乗れ。無理するな。こういう時は、素直に言う事聞いた方がいいぞ?」


何それ…。



私が素直じゃないって言ってるみたいじゃん。