「和丘、大丈夫か?」 あ…先生。 ということは、授業終わったんだ…。 調子悪いと、一時間って長く感じるな…。 なんか熱、上がったような気がする。 ゆっくりと起き上がったものの、やっぱりフラつく。 「和丘。」 先生はしゃがんで背中を私に向ける。 これってまさか……。