◇葉凪◇
懸賞であたった目覚まし時計が鳴り響く。
「…んっ……」
眠い目を擦りながら、私は時計を睨みつける。
「……」
時刻、8時10分。
やっと回り始めた頭が、状況を把握する。
「っっ…遅刻!!!」
私の名前は風雅 葉凪 フウガ ハナ(17)
ちょい偏差値高めの高校に通っている普通の女子高生。
そんな私……初めての遅刻です…。
――――――――――――
「お、…遅れましたぁ…っ」
「風雅!遅刻だぞ」
「…はいっ……すいません」
朝一番で先生に怒られ、とぼとぼと教室に向かう。
我が教室、2-Aに入ると、
「あ、葉凪っ!!」
この声は…
「凛…おはよ」
大親友、凛 リン
自分の机に向かうと、いつもと違う光景に気付いた。
懸賞であたった目覚まし時計が鳴り響く。
「…んっ……」
眠い目を擦りながら、私は時計を睨みつける。
「……」
時刻、8時10分。
やっと回り始めた頭が、状況を把握する。
「っっ…遅刻!!!」
私の名前は風雅 葉凪 フウガ ハナ(17)
ちょい偏差値高めの高校に通っている普通の女子高生。
そんな私……初めての遅刻です…。
――――――――――――
「お、…遅れましたぁ…っ」
「風雅!遅刻だぞ」
「…はいっ……すいません」
朝一番で先生に怒られ、とぼとぼと教室に向かう。
我が教室、2-Aに入ると、
「あ、葉凪っ!!」
この声は…
「凛…おはよ」
大親友、凛 リン
自分の机に向かうと、いつもと違う光景に気付いた。