「…ん、やめっ…」


何も考えられない。

頭がおかしくなりそう。



「可愛い、葉凪」

私たちはキスを繰り返す。




「ね、…利琥」

「ん?」


「私、ずっと利琥の事好きだから……だからっ…」



利琥、大好きだよ。

もう二度と、離れたくないの。


「だから?」


「に、二度と私を離さないで…ずっと、一緒にいてっ…下さい」



私が涙を流しながら言うと、利琥はフッと笑った。


「当たり前だろ?死ぬまでそばにいてやるよ」

「うん、うん…っ」



そして、私たちはひとつになった。





――――――――――――

―――――


「…んんっ」


うわ…腰痛い……。


「おはよう、葉凪」

目を開けると、すぐ隣に利琥の姿。



「お…おはよ」


な、何か…恥ずかしい。


「何、今更照れてんの?」




「てっ…照れてないっ!!」







ねぇ、利琥。

私たちきっとさ……。



「利琥、愛してる」

「俺も愛してる」



幸せになれるよね。