え、えっ!?
「おう!よろしく頼むわー」
待て待てっ!!
「利琥!いい加減にしてよ!」
「何怒ってんのー?葉凪ちゃんご機嫌ななめぇ」
…どうしよう。
「は?明日、結婚?何で?」
会が終わって、私と利琥は今…利琥のお家にいます。
すっかり酔いが醒めた利琥に事情を説明。
「利琥がお母様の目の前で、結婚宣言したからだよ」
「まじ!?…ごめん」
「ごめんじゃないよ!本当…何にも準備してないし」
急すぎるし!
「でも嬉しいよ、俺は。葉凪がこんなに早く嫁に来てくれるなんて」
なに、能天気な事を…。
「もう、状況分かってんの!?」
「良いじゃん、もうしょうがないよ」
…なに、その人事な感じ。
「俺の事、好きじゃないの?」
え…。
「す、好き…だよ?」
何でそんな事言わせるの…っ。
「じゃあさ…俺に全部任せてよ」
「え?」
気が付いたら。
―――ドサッ
「ちょ、利琥!?」
ベッドに押し倒されてる…?
「だって俺ら、夫婦になるんだぜ?一回ぐらい…」
もしかして、まだ酔ってるんじゃあ…。
「そうゆう問題じゃないでしょ!?」
「そうゆう問題だよ」
ちょっとー!!