◆利琥◆
むかつく。
こいつ、天然すぎる。
男どもに色気だしやがって。
上目遣い+常に濡れた瞳で話しかけやがって。
自覚なしってとこがまじむかつく。
「葉凪、珈琲買って来てくれるかな?」
「……はい」
しかも今日からこいつのパシリが始まる。
最初は都合のいい犬…だったのに。
何でこんなにイライラしねぇといけぇねんだよ。
「僕、アイスがいいー!」
「あー、俺も」
祐樹たちもノリノリだし。
こんな奴、パシリになんかすんじゃなかった。
「珈琲にアイス。…利琥は?」
「……いらね」
葉凪はこっちを見て笑ってけど、
俺は目を合わせなかった。
何か…最後に聞かれたのがむかついた、から。
「じゃあ、行ってきます…っ」
「行ってらー」
むかつく。
こいつ、天然すぎる。
男どもに色気だしやがって。
上目遣い+常に濡れた瞳で話しかけやがって。
自覚なしってとこがまじむかつく。
「葉凪、珈琲買って来てくれるかな?」
「……はい」
しかも今日からこいつのパシリが始まる。
最初は都合のいい犬…だったのに。
何でこんなにイライラしねぇといけぇねんだよ。
「僕、アイスがいいー!」
「あー、俺も」
祐樹たちもノリノリだし。
こんな奴、パシリになんかすんじゃなかった。
「珈琲にアイス。…利琥は?」
「……いらね」
葉凪はこっちを見て笑ってけど、
俺は目を合わせなかった。
何か…最後に聞かれたのがむかついた、から。
「じゃあ、行ってきます…っ」
「行ってらー」