思えばいつだって俺は葉凪に夢中だった。 いつも気持ち悪いくらい目で追って。 周りの奴らが引くくらい葉凪の事を考えて。 今まで女を誑かして、弄んできた俺が。 軽いキスだけで身体が熱くなる。 目が合うだけで身体が痺れる。 耳元で囁くと真っ赤になる葉凪の顔が堪らない。 俺はこんなにも葉凪に恋をしていて。 理屈じゃなくて、本気で。 愛してるんだ。 深く、熱く…甘く。 今日もお前に夢中なんだ。