私が問うと、利琥は少し笑って…。


私の首筋を舐めた。

「ひゃぁ…っ」


な、何か変な声でた…。



「その声だよ、我慢しなくていいから」


そして利琥の唇が私の唇を捕らえた。

「ん……」


駄目…声、漏れちゃう……。



利琥は私にキスしたまま、私のブラウスのボタンを外し始めた。




ちょっ…嘘でしょ!?


「い…やっ…」

利琥は手を止めて、私を悪魔の笑顔で見た。




「いや?これは仕事だ…黙ってろ」

「そんなのっ…」


そしてまた甘いキスが落とされ、止まっていた手が再び動き出す。


「っ…ん」

「あぁ…堪んねぇ」


何そのエロ発言!



「利琥っ…!もう私…限界…っ!」


恐怖のあまり泣き出してしまった。

同時に、利琥の手も止まる。


「悪い…泣かすつもりはなかった」



利琥の指が、私の涙を拭う。