だから、これは一種の賭けだったのかもしれない。





本当に忘れてしまうのか、っていう。



「あーぁ。これで百人目。

やっぱり……本当だったんだ。」



そう、君は百人目だったの。



だから、逢いたかったのに。





「信じてたのにっ!」





私はヒレで強く海を叩いた。

そしてちょっとジャンプしたりバタバタ暴れたり。





*