水面に写る満月に浸っていた私に,玲徒が・・




「なぁ柚姫・・」




「ん??何??」




私は玲徒がいる場所へ近づいた




「・・・俺と一緒になれよ」




「え・・」




「・・だから・・俺と一緒になれって・・」




「あの・・れ、玲徒・・」




「返事は今じゃなくていいけど・・ただ,男は來人だけじゃないし、こんな俺だけど・・柚姫を幸せに出来る」




「玲徒・・」




待って・・




今このタイミング・・




ズルイよ・・




何だかんだで,女の弱い時を知ってる玲徒に,ドキドキした夜だった