その夜は寝る事が出来なかった

涙が止まらないから

どんどん溢れてくるから

もう人生に疲れたよ

もう自分が嫌になるよ

次の日は休みだった

やけど楽しい日にはならなかった

いつも隣にいたひろきがいないから

どんなに探してもあいつはまだ意識を取り戻してないから

失って気付くのは本当に辛いことがよくわかった

隣ではしゃぐ姿を思い出すと涙がでてくる

やけどこの事はのぞみには言えない

もう自分自身を見失っていた