そこに将の一言


「それってフラれるの怖いから逃げてるだけじゃん」




ハイ、カッチーン


頭にきたオレは



「べつに逃げてねぇーし
ただまだ告ったばっかで麻紀の気持ちがすぐに変わるわけないから

オレは待ってるだよ」




将は言う


「欲しければ自力で取れよ待ってる?

お前、バカ?

そんな事で鈴木麻紀の気持ちがホントに変わると思ってんの?

思ってるなら一生待ってろ
バカバカしい
帰る」





そう言って将は帰ってしまった