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むしろ、
商品の流れのなかに、
おかねを投げ入れれば、
「危険」になるかもしれないのだ。

   ナクシテ シマッタラ ドウスルンダ?

じっと かかえたままのほうが、
安全だろう。

それに、
ワトソン君、
あるいは商人が…

…50円で買ったソバガラを、
60円で売ったり、
50円で売ったり、
あるいは、
10円で売らなければならなかったり…

…といったようなことは、
あの布職人のしていることとは、
違うことだ。

つまり、
布を売って、
聖書を買う、
とは、
違っている。

だから、
「おかね→商品→おかね」と、
「商品→おかね→商品」とは、
どこがどう違うのか、
が、
大事である。


そして、
違いを知ることで、
違いのおおもとを、
さぐっていこう。


そのためにまず、
ふたつで、
「同じ」ところを、
みておこう。