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「価値」は、
おかねの姿と、
商品の姿…

…ふたつの姿を、
こちらになってあちらを捨てる…

…そんなふうに、
入れかわる。

入れかわるあいだでも、
自分の身を、
減らすことなく、
ますます大きくなっていく。

「価値」は、
そんなふうに、
自分から、
そうしようと目指して、
そうしている。

そんなふうにするために、
自分の勝手で、
やっていく。

そうすることで、
いつまでも、
「価値」は、
自分が、
自分のままで、
いられるのだ。

そんな「いつまでも変わらない自分」の姿は、
「価値」が、
おかねの姿になっているときだ。

それだから、
おかねの姿が、
自分の成長の道すじの、
スタート地点になるのである。

ゴール地点になるのである。