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この道すじをぐるぐる回っていくあいだに、
「価値」は、
おかねと商品のふたつの姿のあいだを、
行き来する。

そうすることで、
自分の量を、
増やしていく。

「余分な価値」を身につけ、
太っていく。

そんなふうに、
はじめの自分の姿をふり捨てて、
ひとまわり太った姿に、
成長する。