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資本家。

つまり、
人間の形をとって、
自分で考え、
のぞみを果たすような、
そうした「富」。

彼はこういう、
役割を果たす。

こうして、
「使う価値」は、
資本家にとっては、
目的にはならない。

資本家の、
そのままの目的は、
「得をする」ということでもなく、
休みなく得を「し続ける」ことである。