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というわけで、
はじめに貸し出されていった価値は、
流れをくぐるあいだに、
自分の価値を保つだけではない。

流れのなかで、
価値の大きさを変化させる。

「余分な価値」をつけ加える。

その分、
価値が太って、
帰ってくる。

そしてこうした変化が、
この価値を、
「富」に、
変えていく。