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「富」の変身は、
商品が、
2幕をつなげている。


布職人の、
「商品→おかね→商品」では…

…おかねは、
結局、
商品になる。

その商品は、
「使う価値」となり、
使われていく。

というわけで、
おかねは、
さいごには、
使われて消える。

しかし、
逆の変身、
ワトソン君の、
「おかね→商品→おかね」では…

…買い手が、
おかねを使ってしまうのは、
売り手として、
おかねを手にいれるためだ。

ワトソン君がソバガラを買うのは、
あとで売るため、
ということだ。