そして、その人形の手には、私が刺した包丁が握られていました。



私は、怖くなって、ケータイで友達に


『怖い・・・・・助けて・・・・・』


と打ち続けました。



打ち続けていると、空が瑠璃色になって行くのに気がつきました。





私は、日が昇るまで隠れ続けました。




そして日が昇ると・・・・・・




人形は、包丁と一緒に消えていました。






人形は、今でも見つかっていません。








私は、また、人形が現れるのを怖がってます・・・・・