私たちの静かに過ごしたいと言う夢は儚くも散った。



愛美は及川で席も始めの方で、私は清水だから真ん中

だから、愛美の隣の席で色々と話していた。



「……なぁ、邪魔なんだけど…」

………!?!?



「……へっ!?あたし???」

「他に誰が居るんだよ…そこ、俺の席だから座んなよ」




私は勢いよく席から立った。


「あの…、ごめんなさい。知らなくて…」




私は間を徐々に開けながら移動した。