こうして青山さんとの同居生活にも、ちょっと慣れてきて
少し前に起きた事件のことも時間と共に話題にもならなくなった頃
携帯に見知らぬ番号から着信があった。
「…もしもし?誰?」
『俺だけど』
「だから誰?!もしかして間違いじゃないんですか~?」
『酷いな~俺だよ、アズマ』
「はっ!?ア、アズマ?!」
『うん、元気か?』
久しぶりに聞いたアズマの声。アズマは思ったよりも元気そうに電話の向こうで笑っていた。
「あたしは元気だけど…アズマ生きてたんだ…」
『生きてるよ!なに、自殺でもするかと思ったか?』
「いやー、そんなのする人じゃないって思ったけどさ…」
最後に姿を見たのはいつだっけ?
あの頃の記憶は前後してて曖昧で…色んなショックでよく覚えてない。
アズマを嫌いになりたかった記憶は残ってる…
「それより、今どこでどうしてるの!?こうして電話してくるって事は捕まってないってことだよね?!」
『当たり前さー。俺がそんなに間抜けかよ?絶対に捕まらない自信があるぜ?』
「自信持つ意味がわかんないけど。あたしに何か用があったの?」
『俺んトコに来いよ。一緒に暮らそう?』
少し前に起きた事件のことも時間と共に話題にもならなくなった頃
携帯に見知らぬ番号から着信があった。
「…もしもし?誰?」
『俺だけど』
「だから誰?!もしかして間違いじゃないんですか~?」
『酷いな~俺だよ、アズマ』
「はっ!?ア、アズマ?!」
『うん、元気か?』
久しぶりに聞いたアズマの声。アズマは思ったよりも元気そうに電話の向こうで笑っていた。
「あたしは元気だけど…アズマ生きてたんだ…」
『生きてるよ!なに、自殺でもするかと思ったか?』
「いやー、そんなのする人じゃないって思ったけどさ…」
最後に姿を見たのはいつだっけ?
あの頃の記憶は前後してて曖昧で…色んなショックでよく覚えてない。
アズマを嫌いになりたかった記憶は残ってる…
「それより、今どこでどうしてるの!?こうして電話してくるって事は捕まってないってことだよね?!」
『当たり前さー。俺がそんなに間抜けかよ?絶対に捕まらない自信があるぜ?』
「自信持つ意味がわかんないけど。あたしに何か用があったの?」
『俺んトコに来いよ。一緒に暮らそう?』