そろそろ動きださなきゃいけない俺達の計画。



零は今の会社を抜けると言う…。



俺的には零にあと継いでもらいたいんだけど…。


「悠斗、これがかなり重要な書類。ちゃんと目通しておけ」

「へい」

「マジでやる気あんのか?」

「ねぇよ…。だって俺がRe-の社長とかマジでねぇ!!」

「俺はお前の才能買ってんの。三浦もサヤカもいんだから大丈夫だろ」

「たまに手貸してくれんでしょ?」

「そりゃあ俺がデザイナーだからな」



俺の後は悠斗に任せることにした。



こいつは結構リーダー性もあるし社会的にもやってけると思うから。



芯が強いからきっと大丈夫。



それに今、俺の会社はスミスの傘下にあるようなもんだから。



結局俺はこの会社を手放さないでいってこと。



尚人もうまい具合に親父を騙してくれてるし。