「ねぇ!神崎君って好きな人とかいるの?」





梨花は少し顔を赤らめながら言った。





「いっいるよ」





私達はかなり驚いていた。神崎君は私のことを見つめていた。
へっ!?なんでそんな、見つめているの?





「好きな人ってどんな人?」





ゆりは今日、はじめて。神崎君に話しかけた。





「えっ‥。う~ん。ちょっと今は言えない」





恥ずかしいのかなぁ?と私は思った。