「ありがと・・・」
『俺やっぱっ!!・・・』
「・・・?」
『・・・何でもねぇ。』
健は途中で言うのを止め、
でも、何か言いたそうにしていた。
その行動が気になった私は
無意識に健に質問をしていた。
「どうしたの??」
『っんでもねぇよっ』
そういう健の表情はとても辛そうで。
思わず手を伸ばしてしまった。
あと5cmで髪の毛に触れようとした。
・・・その時、急に屋上のドアが開いた。
『紗菜!!』
「っ俊君?!」
入ってきたのは、俊君だった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…