健の声にさっきまで五月蝿かった
教室は一瞬にして静まり返り、
私が健の方を見てると、
健は私への批判を言っていた女の子達を睨んでいて、私の視線に気付いたのかこちらを見て少し笑った。
『紗菜。ちょっと良いか??』
「え・・・。」
私は何と言ったら良いのか分からなくて、
俊君の方を見たら微笑みながら頷いたので、私は頷いて健の後を追った。
着いた先は屋上だった。
『なぁ・・・。』
「・・・何?」
『俊と付き合ってんだって??おめでと。』
笑顔でいう健に私は悲しくなった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…