カイトはジャケットのポケットに入れていたのを思い出した。
イスの背にかけてあったジャケットを手にして戻ってきた。
ポケットに手を入れて取り出したのはメンソール系のタバコの箱と携帯。
タバコの箱を手でぐちゃっと握りつぶすと少し離れたゴミ箱へ放り投げる。
「カイトさんってメンソール系のタバコが好きなんですか?」
「いや、俺は吸わないよ これはお客さん用」
お客さんと聞いて花音の胸がズキッと痛む。
カイトさんはホストなんだから・・・。
「はい データ送るから花音ちゃんは受信して」
携帯を操作して花音の携帯電話に近づけた。
イスの背にかけてあったジャケットを手にして戻ってきた。
ポケットに手を入れて取り出したのはメンソール系のタバコの箱と携帯。
タバコの箱を手でぐちゃっと握りつぶすと少し離れたゴミ箱へ放り投げる。
「カイトさんってメンソール系のタバコが好きなんですか?」
「いや、俺は吸わないよ これはお客さん用」
お客さんと聞いて花音の胸がズキッと痛む。
カイトさんはホストなんだから・・・。
「はい データ送るから花音ちゃんは受信して」
携帯を操作して花音の携帯電話に近づけた。