2人はマンションへ入った。



エレベーターの中へ入ると同時に15階 20階を押す。



「カイトさんって・・・ペントハウスに住んでいるの?」



驚きで大きな目がさらに大きくなる。



ペントハウスは値段が高すぎて5年間売れなかったのだ。



「ちょうどここしか空いていなかったんだ」



「すごーい 今度お部屋見せてもらってもいいですか?」



最上階のペントハウスを一度見てみたかったのだ。



花音はインテリアデザイナーを目指しているせいもある。



「いいよ また連絡するよ」



ずうずうしかったかなと思った時、カイトがにっこり笑ってくれた。