* * * * * *
ずっと小夜子と連絡が取れずに心配していたのは莉緒だけではなかった。
カイトもプロポーズをしてから小夜子と連絡が取れなくなり心配していた。
夕方、小夜子から電話を貰ったカイトは待ち合わせの場所へ急いだ。
「SION」の近くのカフェレストランの奥まった席に小夜子は座っていた。
チリーン!
ドアにぶら下がっている鐘の音に小夜子は顔を上げた。
カイトがドアに立ち、小夜子を目で探している。
数席に座っている女性たちが、入って来たカイトに釘付けなのが遠目で見ても分かる。
小夜子は手を上げた。
カイトの視線が奥の席に座っている小夜子を捕らえた。
顔は不機嫌そうだが、さらに冷たい感じがして美形度は増している。
ずっと小夜子と連絡が取れずに心配していたのは莉緒だけではなかった。
カイトもプロポーズをしてから小夜子と連絡が取れなくなり心配していた。
夕方、小夜子から電話を貰ったカイトは待ち合わせの場所へ急いだ。
「SION」の近くのカフェレストランの奥まった席に小夜子は座っていた。
チリーン!
ドアにぶら下がっている鐘の音に小夜子は顔を上げた。
カイトがドアに立ち、小夜子を目で探している。
数席に座っている女性たちが、入って来たカイトに釘付けなのが遠目で見ても分かる。
小夜子は手を上げた。
カイトの視線が奥の席に座っている小夜子を捕らえた。
顔は不機嫌そうだが、さらに冷たい感じがして美形度は増している。