「とても洗練されたお店なのね 正直、驚いたわ」


席に着くとはるかが花音に耳打ちした。




「いらっしゃいませ レイジです よろしくお願いします」


この店のNO1のレイジが現れた。



「花音ちゃん、いらっしゃいませ 今日はきれいなお姉さんを連れて来てくれたんだね?」



美しいはるかを見てレイジは営業用ではない笑顔を向けた。



レイジははるかが気になるようだが、花音の隣に座った。


もう1人席に着いたのはヒロ。


ヒロははるかに挨拶をして横に座った。


「何を飲む?って・・・そうか、花音ちゃんは未成年だからソフトドリンクだね?」


ヒロがレイジに目配せしたのを花音は見ていた。


「はい オレンジジュースをお願いします」


花音はにっこり笑って頼んだ。