――カイトさんに会いたい・・・。
携帯を見つめながらかれこれ1時間は睨めっこしている状態。
――とにかく家を出よう。あの人に会いたくない。
* * * * * *
外出した花音は駅前のマックにいた。
窓際の一列の席の一番隅に座り、寒さで足早に進む人をぼんやり見ていた。
ホットコーヒーはとっくに冷めている。
~~~♪~~~♪~~~♪
花音の手に持っている携帯が鳴っているのだがぼんやりしているせいで気づかない。
「携帯鳴ってますよ?」
一つ空いた隣の席に座ったサラリーマン風の男性が花音に知らせる。
「え?あっ!すみません・・・」
花音はその男性にお礼を言って携帯を見た。
携帯を見つめながらかれこれ1時間は睨めっこしている状態。
――とにかく家を出よう。あの人に会いたくない。
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外出した花音は駅前のマックにいた。
窓際の一列の席の一番隅に座り、寒さで足早に進む人をぼんやり見ていた。
ホットコーヒーはとっくに冷めている。
~~~♪~~~♪~~~♪
花音の手に持っている携帯が鳴っているのだがぼんやりしているせいで気づかない。
「携帯鳴ってますよ?」
一つ空いた隣の席に座ったサラリーマン風の男性が花音に知らせる。
「え?あっ!すみません・・・」
花音はその男性にお礼を言って携帯を見た。