* * * * * *
花音の学校が始まり2人はなかなか長い時間を一緒に過ごせなくなった。
会うのは下校時間から夕方か、夜の8時ごろまで。
しかも毎日会う事は叶わない。
今日はママが退院する日。
――学校が終わって家に戻ればママが戻っているはず。
白鳥医師と会うのが気まずく、見舞いに行ってもものの10分位しか病室にいなかった。
おかげ様で白鳥医師とはあれ以来会っていない。
「ただいま~」
リビングのドアを開けると母とはるかがソファーに座ってお茶を飲んでいた。
「お帰りなさい 花音ちゃん」
はるかがにっこり出迎える。
「お帰り 花音」
母も笑顔で元気そうだ。
花音の学校が始まり2人はなかなか長い時間を一緒に過ごせなくなった。
会うのは下校時間から夕方か、夜の8時ごろまで。
しかも毎日会う事は叶わない。
今日はママが退院する日。
――学校が終わって家に戻ればママが戻っているはず。
白鳥医師と会うのが気まずく、見舞いに行ってもものの10分位しか病室にいなかった。
おかげ様で白鳥医師とはあれ以来会っていない。
「ただいま~」
リビングのドアを開けると母とはるかがソファーに座ってお茶を飲んでいた。
「お帰りなさい 花音ちゃん」
はるかがにっこり出迎える。
「お帰り 花音」
母も笑顔で元気そうだ。