「付き合った期間は1年半位かな 彼女と初めて会ったのは「SION」で――」
「小夜子さんはお客様だったの?」
「莉緒ちゃんが連れて来たんだ 何度か来るうちに可愛いと思い始めた 莉緒ちゃんと紫苑さんを見ていたら特定の彼女を作るのも良いかなと思えてきてね」
花音は隣でカイトの話を聞きながら耳を塞ぎたくなってきた。
――聞きたいって言ったのはわたしなのに・・・。
どうしていいか分からなくなる。
「カイトさん、もう・・・もう言わないでっ!」
花音は思わず立ち上がった。
「花音ちゃん?」
「やっぱり聞きたくないのっ!」
「花音ちゃん、座って・・・」
花音の手首を掴んで顔を見る。
「小夜子さんはお客様だったの?」
「莉緒ちゃんが連れて来たんだ 何度か来るうちに可愛いと思い始めた 莉緒ちゃんと紫苑さんを見ていたら特定の彼女を作るのも良いかなと思えてきてね」
花音は隣でカイトの話を聞きながら耳を塞ぎたくなってきた。
――聞きたいって言ったのはわたしなのに・・・。
どうしていいか分からなくなる。
「カイトさん、もう・・・もう言わないでっ!」
花音は思わず立ち上がった。
「花音ちゃん?」
「やっぱり聞きたくないのっ!」
「花音ちゃん、座って・・・」
花音の手首を掴んで顔を見る。