「そっか~ ママは1ヶ月入院・・・」


そうなればはるかが忙しくなる。



自分が忙しくなるのはかまわないのだが、先日、お店の女の子が2人辞めて人手不足なのだ。



他の女の子たちに負担がかかってしまう。



ママは人が足りなくても素晴らしい采配で乗り切ってしまう。



それが自分に出来るかどうか・・・。



花音ははるかが黙り込んでしまったのが気になった。



「はるかさん?お店・・・大変なんですか?」


「ん・・・ちょっと人手不足で」


「人手不足・・・じゃあ、わたしが手伝います」


「えっ?花音ちゃんが!?」


花音の提案にはるかは驚きの声を上げた。