「舞?俺だけど」



「ん、入っていいよ」




「邪魔するな」



「全然良いって!」



「あ、ケンケン今日泊まるから」




「そ・・そーなんだぁ・・あははは」




「なんかあった?」




ヤバイっ・・工おにいちゃんは勘が良いんだった・・





「い・・いやぜーんぜん!?なんにもないよ~あはは」



「?そうか」




「う・・うん!ほ・ほら健太くんのところ行っておいで?」




「ああ」




「じゃあね~」




「お休み」




「うん、おやすみ」




そしておにいちゃんはドアを閉めた。




健太君確かにカッコよかったな・・



いけないいけない!!





愛が好きなんだもん!あたしまで気になっちゃ




ぜーったいダメ!





pppp...




次はメール。





from:斎藤喜英

to:加藤舞

Re:無題

--------------


新しい学校どうだ
った?


----end-------



「あ、ヒデ」




ヒデはあたしの仲の良い男友達


お父さんの都合で


大阪に行っちゃったんだよね。





from:加藤舞

to:斎藤喜英



Re:無題

--------------


新しい友達出来た
し、いい感じの学
校だったよ☆

----end-------