『てめ…殴んぞ。』


『何だよ…教えてやってんのにぃ〜。』



それでも笑う天草。



『あっ!!後、注意事項で、もし、まだ好きなら、別れ話はするなって!!』



『…へ??』



『別れ話が出ただけでフラれたって思って、それから一切、連絡出来なくなるらしいぞ。会っても無視されるとか…。』



俺は血の気が引いていくのが分かった。



『おま…それ三時間前には言っとけ!!』


気が立った俺は、天草に礼も言わず慌てて電話を切った。


そして直ぐに、八烏にメールを送った。



電話番号は知らなかったから…。