教室が一斉に、しんとなった。



でも、教室中の視線は俺達に注目されていた。




やっぱり言い過ぎたんだ。


八烏って傷つきやすいの??


でも、俺もちょっと傷ついたぞ??



でも悪いのは俺か…。



なんて考えていた。


「…どうして…??」

「…へっ??」

急に、八烏の額に大粒の波が滝のように流れた。


「どうして…私の元へ来てくれないの!?」


そう言って、床にストンと落ちて座り込んだ。



「私の事が嫌いなのね!?」