教室内の皆の視線が、一斉に八烏に集まる。



そして、俺は硬直した。



アイツハ…ダレダ??




八烏ってあんなキャラだっけ??



「あぁ〜かつぅ〜きくぅ〜ん!!」



今度は俺に皆の視線が刺さる。




呼ばれた俺は、重い足を上げて、八烏の元へ行く他なかった。




その間も、皆の視線が俺に突き刺さっていて、



目的地である八烏が、物凄く遠くに…10kmくらい離れているんじゃないのか??という…変な感覚があった。