「おはよー!今日もギリギリだなあ。」


そうやって挨拶してくる、あたしの親友


水木晴香。
小学校からの付き合いになる。


「だって、お母さんが…」

「おい!いつまでもおばざんのせいにしてんじゃねーよ!」


そうやって言う刹那。


ぐっ……何も反論できない。


「だいたい、俺に感謝すべきなんだよ。お前。」


「は!?なんでよ!」


「俺が起こさなかったら……お前絶対遅刻になってるし。」


…そうだけどぉ~;;


「そーだよ。ありがとうの1つでも言ってやんなよ。」


そうやってニヤニヤ笑ってる晴香。


なんなのよもぅ!



「ぁ、…ありがとね?刹那。」



「…」


ん?なにかしゃべれや!!


そう思ってると口をひらいた。



「お前がお礼ってやっぱ変だな。うん。キモい笑」



は?



純粋な乙女(?)に向かってなにいってんだ!



最悪!刹那なんて大っ嫌い!!!