「なんで知ってるんですか」




「だって一応副会長だし
この学校人数少ないし、名前と顔くらい覚えてるよ」




「へぇーすごいですね」




「うん。まぁね!
そうだ僕は時田啓斗。3年2組だよ」




「しってます。
生徒会副会長の名前くらい知ってます」




「そっか。
あっもう僕行かないと!じゃあね」




あー行っちゃったよ

まさかあたしの名前知ってるとはな

あっもうお昼の時間じゃん

もどって麗華と彩音とお昼でも食べよ

わたしは教室に戻り麗華と彩音のもとへ行った




「百合亜どこ行ってたの?
心配したんだけど」




「ごめん!ちょっとサボり」




「へぇー」




麗華が怪しいという目で見てきたのであせった


麗華はあたしの恋愛話になるとからかってくるし
次の日には全校ひろまってるから口が裂けても言わない


そんなあたしと麗華を彩音は楽しそうに見ていた