今日は新入生にむけての部活動紹介

人数の少ないこの学校で部活に入っていない人は少ない

ちなみに私は特に希望がなっかったから美術部・・・

でも麗華も一緒だし何気に楽しい♪




「百合亜!あの人時田先輩じゃない?」




「えっ?時田先輩って誰?」




「知らないの?やばいよ」




「そんなに有名なの?」




「当たり前!てか生徒会の副会長だぞ・・・!狙ってる人結構多いらしいしぃー」




「あっそれってもしかして中村さんが言ってた人?」




「あぁーあいつも狙ってんだ。ブスなのにがんばるねぇ」




「確か男子バスケットボール部の部長なんだっけ」




「そうそう。ちょっとは、しってるじゃん」




その時、時田先輩はちょっとだけうるさかったバスケ部に人差し指を口に当てながらシィィーと言った


すると周りにいた男子も女子も頬を赤くしながら黙り込んでしまった


私はその姿に心臓がドクンとなったのに気づいた


何なんだろう今のは?私は尚輝が好きなんじゃなっかたの?


その日の昼休み私はさっきの出来事を彩音に話した


彩音はクラスでは大人しめな方だけど麗華と私と3人でいると五月蝿くなる




「百合亜それは新しい恋だよ!中学の時から尚輝と百合亜のことは知ってるけど、
 2人に何の変化もないからきっと百合亜の気持ちがさめっちゃったんだよ」




「そう・・・なのかな・・・?」