「そっかじゃないよ。百合亜あんた。何で教えてくれなかったの?」




「麗華には、自分の気持ちはっきりしてから伝えようとおもって・・・
それに、麗華に言ったらみんなに言っちゃうから」




「あたしは百合亜のこと、とやかく言うつもりはないけど
後始末は自分でやってね!」



麗華は気まずそうに苦笑いしている




「後始末ってなに?あたし何もしてないけど」




「実は・・・



あたしさ、ずっと百合亜は中学の時から尚輝が好きと思ってたのね

それに麗華的には尚輝も百合亜のこと好きなんじゃないかなと思ってたの

で、2人はいつくっつくかなとか思ってたの

でも高校に入っても尚輝は動き出さないし百合亜も・・・

だから麗華ね

尚輝は他の人が好きなのかな?と思ったの


ちょうどその時麗華尚輝に呼び出されたの

さっきね

その時言われた・・・


「俺は、百合亜が好きだ。
でも自分に自信がない。百合亜は俺を恋愛対象外として見てるんじゃないか
だからどうすればいいのかわかんない。」


ってね!

もちろんその時あたしは何も知らないから

やったぁ百合亜両想いじゃん

とか思ってたわけ

だから尚輝には

百合亜は悪い子じゃないし狙ってる子も結構いるんだから
頑張って!

って言っちゃったの」


ひととうり話した麗華は両手を合わせて謝ってきた