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件名 無し
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デートの報告、マジで待ってるから!!
<(  ̄ ≧ ̄)> エッヘン!!

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「え、えっへんて・・・」


 * * * 


「たっだいまー」

っつっても、まだ親は帰ってないみたい。
私は冷蔵庫を開けた、喉渇いたー。

「(なんかないかなー・・・)」

1リットルボトルのミネラルウォーターを取り出して、そのまま私はゴキュゴキュと飲んだ。

「っぱー!」

冷たく潤った喉。
濡れた唇を手で拭いた。



カチコチ
カチコチ
カチコチ



「(まだ五時・・・)」

この時間じゃあテレビもなにもやってないだろう。
私は階段をのぼって部屋に向かった。





プルルルッ
プルルルッ





「!(電話?)」

えと・・・あ、斉藤さんから。


ガチャ


「もしもし?斉藤さん?」

『も、もしも・・・あっ、繋がった!』

少し電波が遅れたみたい。
斉藤さんの後ろは凄くうるさかった。

「(うるさいなぁ)い、今どこにいるんですか?」

『い、今ですか?前の学校の子とカラオケに・・・あ、ちょ、止めろよっ!』

『え、誰っ!?女!?これ女っ!?』

『もしもーし!斉藤の彼女ですかー!!?』

「は・・・っ?」

『ちょ、北見返して!!・・・あ、早瀬さん!?ちょ、切りますね!すいません!!』

「え、ちょ・・・」



ブツッ
ツーツーツー・・・



「なんだ今の・・・」