僕はその声を聞きながらその場に倒れた。









「平助っ!!」









すると影から左之が槍を担いで出てきた。









「左・・・之・・・」








「平助っ!もう喋るな!傷にさわるからっ!」







左之はそう言うと僕の背中に布を当てながら俺を抱きかかえた。









それから暫くしてぱっつぁんも走ってきた。









「おいっ!平助っ!死ぬんじゃねぇぞっ」






そう言いながら涙を流すぱっつぁん。