「私は未来の人間ですよ?それにその句、私の国でも結構有名なんですよ。」









と言った。








そうなのだ。コイツ明日香は未来から来た人間なのだ。何故ここに来たのか、どうやって来たのかは全く分からない。だから此処で女中として働いている。









「そうなのか・・・。」







俺はそれだけ言って明日香が持って来た茶を少し啜った。








「はい、・・あっ!沖田さんが呼んでいるのでもう行きますね?」







明日香はそれだけ言うと総司の方に駆け寄った。







俺はただその背中を見ていた。





クルッ・・・






いきなり明日香がこっちを向いて、





「もうすぐお昼ご飯ですからねーっ」