三人で遊びに行った。
津久美市は遊ぶ場所が多いけれども、今日はちょっと街の気分じゃなかった。
どうしよう、と相談していると、リサが地元に行こうと言い出した。
リサの、だと思った私はもちろん了承。
案内してくれるのを待って、リサの顔を見ていると、彼女は首をかしげ「どうしたの?」と来たものだ。
どうやら地元というのは「森くろえの地元」を指していたようで。
やられた、と思いながら二人を翁江(おきなえ)に案内。
機関列車で四十分。駅からは私の運転で翁江砂丘に。
姫礎川(ひめそがわ)の東に位置する翁江には、その姫礎川沿いに砂丘が存在している。
規模が小さいので観光地にはなっていないものの、私のような地元の人がのんびりするにはいい場所。
きっと青空が見えればもっと綺麗なんだろうけど、蒸気と排煙に覆われた現在ではちょっと高望みすぎる。
リサは到着するなり靴を脱ぎ、靴下を脱いで駆け出した。
呆れる私とマリア。それをを呼ぶリサ。
結局私は一緒になって遊んでしまったわけで、マリアはと言うとハンカチを濡らして待っていてくれた。
もう、大好きだ。二人とも。
津久美市は遊ぶ場所が多いけれども、今日はちょっと街の気分じゃなかった。
どうしよう、と相談していると、リサが地元に行こうと言い出した。
リサの、だと思った私はもちろん了承。
案内してくれるのを待って、リサの顔を見ていると、彼女は首をかしげ「どうしたの?」と来たものだ。
どうやら地元というのは「森くろえの地元」を指していたようで。
やられた、と思いながら二人を翁江(おきなえ)に案内。
機関列車で四十分。駅からは私の運転で翁江砂丘に。
姫礎川(ひめそがわ)の東に位置する翁江には、その姫礎川沿いに砂丘が存在している。
規模が小さいので観光地にはなっていないものの、私のような地元の人がのんびりするにはいい場所。
きっと青空が見えればもっと綺麗なんだろうけど、蒸気と排煙に覆われた現在ではちょっと高望みすぎる。
リサは到着するなり靴を脱ぎ、靴下を脱いで駆け出した。
呆れる私とマリア。それをを呼ぶリサ。
結局私は一緒になって遊んでしまったわけで、マリアはと言うとハンカチを濡らして待っていてくれた。
もう、大好きだ。二人とも。