次の日の昼
「え~本日はお日柄も良く‥(以下省略)」
「堅苦しい事は止めまて一緒に食事しましょ。珍しく美穂もいるんですよ。あの子も早く彼を見付けて」
「もー!今日は真帆のお祝いなんだから、私はいいの」
と、美穂‥
「まーちゃん今日から宜しくね」
恥ずかしげな真帆

「‥これをお納め下さい」
 茶の間‥俺は紙包みと小さな箱を真帆の前に置いた
「何?」
「開けてごらん」
真帆は小さな箱を開けた‥
「まーちゃん‥どうしよ‥ありがとう‥私嬉しい~」
小さな指輪‥
「はめてごらん‥」
 震える手でシルバーのリングを外して、はめた
「お母さ~ん」
真帆の頬を涙が流れ落ちる‥
「山岡さん‥ありがとう」
「真帆?その指輪にはエゴイストの服は合わないよ」
姉、美穂のナイスな発言
「これはぁ?」
涙目の真帆
「その包みは、俺、いえ僕の気持ちです。僕が帰ったら開けて下さい」