「おい!恭介!相変わらずモテモテだなぁ」





遠くの方から白衣の男性がやってきた。男性の名前は河野和己。この学校の化学教師だった。そして恭介の従兄弟でもある。





「あっ和己さん」

「学校では河野先生だろ?お前。クラス発表見たか?」

「あっ今から見るところさぁ」





そして、恭介は掲示板を見た。クラスはA組のようだった。





「A組か」

「ふーん。ちなみに俺はD組の担任だ」

「それが?僕はもう教室に行くよ」





恭介は立ち去っていった