「そんなんおらへんよ」




ボソッ




「そんなことより、はよ、お帰り」




何か俊也とタケルにはありそうだった


そして・帰り道・
偶然。タケルと出会う




「タケルさん?」




タケルは仕事の帰りのようだった




「ちょっとえーかな?」
「えっ?」




車のドアを開けた




「少しだけ付き合ってくれへんか?」




夏季は拒否った




「大丈夫。なんもせーへんって。家まで送るだけや?」




夏季は?と思った




「知っとる。俊也と同棲しとるんやろ?」





なんでも知ってるんだと夏季は思った